2020年1月16日にイギリスのメディアから世界の陸上競技者が震撼するようなニュースが飛び込んできました。
それは、今陸上界で話題となっているナイキの厚底ピンクシューズ(ヴェイパーフライシリーズ)を世界陸連が使用禁止にするというニュースでした。
今年の箱根駅伝でも210名の参加者中177名が履いており記録更新ばかりの記録づくめの大会となりました。
これもヴェイパーフライの影響かと思います。
そんな、ナイキの厚底ピンクシューズ(ヴェイパーフライ)がなぜ使用禁止という状況に直面してしまったのか?
その点について「ナイキの厚底ピンクシューズが世界陸連が使用禁止する理由はなぜ?」と題して調査してみましたのでご報告させていただきます。
それでは早速書いていきますね!
ナイキの厚底ピンクシューズとは何?
「ナイキの厚底ピンクシューズが世界陸連が使用禁止する理由はなぜ?」と題して調査をしていきますが、その前にナイキの厚底ピンクシューズとはいったい何なのか?
その点につきまして、ご紹介をさせていただきます。
詳細はこちらも参考にしてください!
MGC男子でピンクシューズが多い理由は?メーカーや価格と通販も!
まずは昔のメダリストたちのシューズはこのような感じです。
真ん中の黄色を基調としたシューズが高橋尚子選手が金メダルを取得した際のアシックスのシューズになります。
こちらをご覧いただくとよくわかりますが、靴底が非常に薄いです。
こちらのアシックスのシューズも高橋尚子さんの足に合うようにアシックスが沢山の壁を乗り越えて作成したものだと思います。
しかし、時代が変わると共に技術の進歩により誰にでも会うマラソンを追求したシューズがナイキによって作られたのである。
それが今回注目を集めている厚底ピンクシューズで話題となったヴェイパーフライシリーズになります。
こちらの写真を見ていただくとわかるように靴底がかなり分厚くなています。
この暑い靴底のクッション性によって長距離ランナーの足へのダメージを防いでいるとのことです。
それと合わせてソールの後部は反り返り、つま先側も上に反り返っています。
この設計が今までのソールだと上に上にと力が働くようにするような設計だったのが、前に前にと足を靴が運んでくれるようなシステムになっているようです。
ランナーにはとてもうれしい機能ですね!
また、カーボンプレートも仕込まれており、こちらの反発によって、今まで以上に足が軽く上がる設計となったようです。
イメージとしては35歳以上の方ならご存知の方も多いと思いますが、ドクター中松さんが開発されたこちらを思い出しちゃいますよね!
ナイキさんがパクったのかもしれませんね!
このようにランナーの足への負担軽減するとともに能力も最大限に発揮してくれるのがナイキの厚底ピンクシューズのヴェイパーフライシリーズなのです。
ナイキの厚底ピンクシューズが世界陸連が使用禁止する理由はなぜ?
ナイキの厚底ピンクシューズが世界陸連が使用禁止する理由はなぜ?と題してご紹介をしていきますが、それでは、今回なぜこのような世界陸連がシューズの使用禁止を検討しないといけない理由となったのか?
それには以下のような世界陸連での規則があるようです。
「競技に使用されるシューズはすべてのランナーが合理的に利用可能でなければならず、不公平なサポートや利点を提供するものであってはいけない」
これにより厚底やカーボンプレートといったものが停職しまうのではないかというのがこのような疑惑が生まれた原因であるようです。
しかし、シューズを選ぶ権利も選手にはあるのではないかとわつぃは思っています。
そのことを考えると厚底シューズがそれだけいい商品なのであれば全選手がそのナイキの厚底シューズを履いて試合に出ればいいのではないかと思ってしまいます。
私は陸上だけではないと思いますが、「記録の進歩は技術の進歩」でもあると思っています。
それだけ、ヴェイパーフライシリーズを開発された技術者の皆さんの血のにじむような努力があったのではないでしょうか!
世界陸連自体が公式なコメントを現在出しているわけではございませんが、間違いなくこれから正式にコメントを発表すると思います。
そのコメントには期待したいですね!
まとめ
ナイキの厚底ピンクシューズが世界陸連が使用禁止する理由はなぜ?と題してご紹介をしていきましたが、いかがでしたか?
目まぐるしい技術の進歩によって、マラソンも2時間を切ってくる時代となりました。しかし、シューズの技術だけではなく、もちろんそのシューズに合わせたホームに改造をしてマラソンンに望んでいる選手の努力もあることをまずは考慮してほしいと思います。
東京オリンピック前にこのような事態になっているのが非常に不安ですね!
ナイキの厚底ピンクシューズがオリンピックでも使用できるようになることを祈りたいと思います。